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自費の入れ歯の寿命は何年?長持ちさせるためのポイントも

入れ歯  / コラム

こんにちは。仙台市青葉区にある歯医者「広瀬通り歯科クリニック」です。

入れ歯のイメージ

自費の入れ歯を検討するにあたって、「どのくらい長持ちするのか」と気になっている方は多いのではないでしょうか。自費の入れ歯は、種類や使用状況によって寿命が異なります。

この記事では、自費の入れ歯の種類ごとの寿命と、入れ歯を長持ちさせるためのポイントについて解説します。自費の入れ歯が選ばれる理由や注意点についても解説しますので、自費の入れ歯でよいのか迷っている方もぜひ参考にしてください。

自費の入れ歯の寿命は何年?

自費の入れ歯の寿命は何年かを考える女性

入れ歯の寿命は、素材や構造によって違いがあります。ここでは、入れ歯の種類と、それぞれの寿命について解説します。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、金属のバネ(クラスプ)を使わない部分入れ歯です。軽量で柔らかい樹脂を使用しており、自然な見た目と快適な装着感が特徴です。金属を使わないため審美性が高く、装着していることに気づかれにくいというメリットがあります。

ただし、2〜3年程度で交換が必要になるケースが多いです。樹脂でできており強度が高くないため、強い衝撃や力が加わると割れることがあります。

時間経過によって劣化が進み、素材が変色したり弾力が失われたりして、見た目や使い心地にも影響が出るケースもあるでしょう。

金属床義歯

金属床義歯は、床の部分にチタンやコバルトクロムなどの金属を使用した入れ歯です。レジン床に比べて強度が高く、床の部分を薄く作ることができるため、装着時の違和感が少ないというメリットがあります。また、金属は熱伝導率が高いため、食べ物や飲み物の温度を感じやすく、食事がより自然に楽しめるのも特徴です。

金属床義歯の寿命は、5〜10年程度とされています。噛む力やお手入れの状況などに影響を受けますが、耐久性が高い入れ歯といえるでしょう。

ただし、金属アレルギーの症状を引き起こすリスクがある点はデメリットです。プラスチックの入れ歯と比べて修理が難しいため、破損した場合は作り直しが必要になることが多いです。

シリコン義歯

シリコン義歯は、やわらかいシリコン素材を使用した入れ歯です。歯ぐきに当たる部分がやわらかいため、クッション性が高く、噛んだときの衝撃を和らげます。歯茎に吸着しやすいため、入れ歯がずれにくい点もメリットです。食べ物を噛んだときに痛みを感じやすい方や、フィット感を求める方によく選ばれています。

デメリットは、入れ歯の床部分がシリコンによって厚く違和感を覚えやすい点です。シリコン素材は汚れがつきやすいため、丁寧なケアが求められることも知っておきましょう。

シリコン義歯の寿命は、2〜5年程度が目安です。シリコン部分が劣化しやすく、衛生状態を保ちにくいため、ほかの自費の入れ歯に比べると寿命は短い傾向にあります。

マグネットデンチャー

マグネットデンチャーは、口腔内に残っている歯根やインプラントに磁石を装着し、入れ歯を磁力で安定させるタイプです。強い吸着力と優れた密着性で、安定性に優れています。寿命は5〜6年程度ですが、使用頻度や磁石部分の劣化具合によって短くなることがあります。

また、磁石が寿命を迎えると、入れ歯を装着したときの吸着力が落ちて、入れ歯がズレたり外れたりしやすくなります。

自費の入れ歯が選ばれる理由

自費の綺麗な入れ歯を入れた女性

自費の入れ歯には、保険の入れ歯と比べて多くのメリットがあります。ここでは、自費の入れ歯が選ばれる理由について解説します。

自然な見た目にできる

保険の入れ歯では、人工歯や歯ぐき部分の素材・色などに制限があり、プラスチック製の人工歯も使用されるため、違和感が生じる場合があります。一方、自費の入れ歯では、セラミックなどの精密に作られた人工歯を使用し、自然な見た目に仕上げられる点が大きなメリットです。歯茎に似た色のピンク色の歯ぐき部分も、患者さま一人ひとりに合わせて作られます。

金属のバネがないタイプも選べるため、周囲の人が見ても入れ歯を装着していると気づかれにくいでしょう。

希望に合わせて素材を選べる

保険適用の入れ歯に使用できる素材は限られています。レジン床義歯と呼ばれるプラスチック製の入れ歯が基本で、床部分は厚みがあり、装着時に違和感を覚えることもあります。この厚みによって、温度や食べ物の質感が伝わりにくいという欠点もあります。

自費の入れ歯では、素材の選択肢が多いです。薄くて強度のある金属床義歯は、保険のレジン床に比べて違和感が少なく、長期間の使用にも耐えやすいという特徴があります。

また、シリコンを用いた軟性素材を使用した入れ歯では、粘膜への刺激を和らげることができ、痛みを軽減する効果も期待できます。

機能性が高い

自費の入れ歯は、噛む力や発音のしやすさといった機能面にも優れています。保険適用の入れ歯では噛む力が天然の歯の半分から3分の1程度にとどまるとされていますが、自費診療の入れ歯は設計や素材の工夫によって噛む力を得やすいとされています。

また、口の中での安定性が高いため、会話中にずれる心配も少なく、自然な発音がしやすくなる点もメリットです。快適に日常生活を送りたい方にとって、大きな利点といえるでしょう。

自費の入れ歯を選ぶ際の注意点

自費の入れ歯を選ぶ際の注意点

自費の入れ歯には多くのメリットがある一方で、選択する際にはいくつかの重要な注意点があります。以下では、自費の入れ歯を選ぶ前に確認しておくべきポイントについて解説します。

費用が高額になりやすい

自費診療の入れ歯は、全額自己負担であることに加えて、保険診療と比べて素材や設計の自由度が高いため、費用が高額になる傾向にあります。素材の種類だけでなく、精密な型取りや噛み合わせの調整など、完成までの工程数が多くなることが費用に反映されるためです。

費用や治療計画において納得したうえで治療を受けるためには、複数の歯科医院で見積りをとるのもよいでしょう。

完成までに時間がかかる

自費の入れ歯は、保険の入れ歯に比べて完成までに時間がかかる点に注意が必要です。保険の入れ歯の場合は、2週間〜1ヶ月程度で完成することが多いです。入れ歯の完成後、通院して調整を繰り返してお口にフィットさせていきます。

自費の入れ歯の場合は、2〜3ヶ月かかることが一般的です。使用する素材や製作技術が高度であることや、歯や歯茎の形に合わせた精密な工程が必要とされるため作製に時間がかかるのです。

 

自費の入れ歯の寿命を延ばすためには

自費の入れ歯の寿命を延ばすために、歯科医院で丁寧に口腔ケアを行ってもらう女性

自費の入れ歯は耐久性や快適性に優れているとはいえ、使い方やケアの仕方によってその寿命は大きく変わります。高価な入れ歯を長く快適に使い続けるためには、日々の正しい取り扱いと定期的なメンテナンスが欠かせません。

ここでは、入れ歯を長持ちさせるために押さえておきたいポイントについて解説します。

丁寧に口腔ケアを行う

入れ歯だけでなく、残っている歯や歯ぐきの健康も、入れ歯の寿命に関係しています。入れ歯がしっかりと安定するためには、周囲の粘膜や歯が健康であることが大前提です。口の中が不衛生だと、歯ぐきが炎症を起こしたり虫歯や歯周病が進行したりして、入れ歯が安定しにくくなります。

残っている歯や歯ぐきを丁寧にケアすることで、入れ歯の寿命を伸ばせます。歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを使って毎日お口の中を清潔に保ちましょう。

定期的にメンテナンスを受ける

入れ歯は装着時にフィットしていても、年月の経過とともに合わなくなってくることがあります。これは、顎の骨や歯ぐきが少しずつ変化していくためです。合わない入れ歯を使い続けると、痛みや炎症の原因になるだけでなく、入れ歯そのものの劣化を早めかねません。

そのため、少なくとも半年に一度は歯科医院で入れ歯の状態をチェックしてもらうことが大切です。専門的なクリーニングや小さな調整によって、快適な状態を長く保つことができ、結果的に入れ歯の寿命を延ばせます。

入れ歯を正しく洗浄・保管する

入れ歯には、食べかすやプラーク、細菌が付着しやすいため、毎日しっかり洗浄することが大切です。食後は毎回、専用の入れ歯用ブラシを使って汚れを洗い流しましょう。

寝る前には入れ歯を外し、専用の洗浄液に浸けて保管します。変形や破損の原因になるため、熱湯を使ったり乾燥した場所に放置したりするのは避けてください。

まとめ

入れ歯のイメージ

自費の入れ歯の寿命は、種類や素材によって異なります。ノンクラスプデンチャーやシリコン義歯は2〜5年程度と短い一方、金属床義歯は5〜10年程度と耐久性に優れています。いずれの入れ歯も、日々の口腔ケアや定期的なメンテナンスを続けると、寿命を延ばすことにつながります。

自費の入れ歯は希望に合わせて素材を選択でき、見た目や機能性を追求できる点がメリットです。一方で、費用が高額になりやすく、完成までに時間がかかる点も知っておきましょう。どの種類があうかは口腔内の状態によって異なるため、まずは歯科医院で相談してみてください。

自費の入れ歯を検討されている方は、仙台市青葉区にある歯医者「広瀬通り歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、患者さんが生涯にわたってお口の健康を維持できるようサポートすることを目指して治療を行っています。虫歯・歯周病治療や矯正治療をはじめ、入れ歯治療やインプラント治療にも力を入れています。

当院のホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。