- はずれない入れ歯(吸着入れ歯)とは?
- 総入れ歯でもしっかり吸着する理由
- 部分入れ歯の種類と吸着技術
- 入れ歯を作り直したいと思ったら
- 吸着入れ歯装着後によくあるトラブルと対策
- 当院の吸着入れ歯専門治療の特徴
- 当院の吸着入れ歯治療の流れ
- 吸着入れ歯治療のビフォーアフター症例紹介
- 他の治療法との比較
- よくある質問
- まとめ
はずれない入れ歯(吸着入れ歯)で快適な毎日を!
はずれない入れ歯(吸着入れ歯)とは?
従来の入れ歯との違い
はじめに、吸着入れ歯と従来の入れ歯の違いをご説明します。従来の入れ歯は、基本的に口腔粘膜の上に乗せて「置くだけ」の構造となっています。そのため、ズレたりはずれやすく、とくに下あごの総入れ歯ははずれやすいことが多いです。
一方、吸着入れ歯は「隙間を封鎖する」ことを目的とした入れ歯です。お口の形状を正確に再現し、入れ歯の内面が粘膜と陰圧になることで義歯がピタッと吸着し、はずれにくくするという仕組みです。まさに“吸い付く”ようなフィット感。装着時の安定感や会話・食事中の安心感が段違いです。
下あごの吸着入れ歯
さらに、従来の入れ歯では起こりやすかった「カタつき」・「痛み」・「違和感」といった問題も、吸着入れ歯では大幅に軽減します。患者さんの満足度も非常に高いのが特徴です。
吸着の仕組みとフィット感の秘密
吸着入れ歯は、特殊な設計と加工技術でお口にぴったり密着します。ポイントは以下の3つ。
- 精密な型取り(精密印象)
- 頬や舌など柔らかい粘膜組織に接して隙間が封鎖されることによる陰圧作用
- 顎の動きを計算した設計
とくに、精密印象による型取りは重要となってきます。あごと頬や舌の粘膜のわずかな凹凸も逃さず再現することで、歯ぐきとの間に隙間ができず、ぴったりとくっつきます。
吸着力があるため、歯ぐきから自然に離れにくく、日常の動作でもズレにくいのです。
東京都ご開業の阿部二郎先生が確立された、下あごの総入れ歯の吸着システム(Suction Effective Mandibular Complete Denture, SEMCD)は、日本ばかりではなく、海外の歯科医師にも認知されてきています。この技術をマスターしている歯科医師はまだ少ないのが現状ですが、当院の院長はこの吸着の技術を有し、講演も行なっています(有床義歯学会 指導医・認定医)。
そこで当院では入れ歯専門の歯科技工士と連携し、一人ひとりの口腔内に最適化されたカスタムメイドの吸着入れ歯をご提供。精度の高さが、まるで自分の歯のような装着感を生み出します。
総入れ歯でもしっかり吸着する理由
「下の入れ歯が浮き上がる」、「上の入れ歯が落ちる」原因とは?
総入れ歯で悩む方の多くが抱える問題が、「はずれやすい」・「しゃべりにくい」・「痛い」といった装着の不安定さです。これは、入れ歯と歯ぐきの間に隙間が生じることが主な原因です。また噛み合わせが不調であることも、入れ歯がはずれてくる大きな要因です。
世間では市販の入れ歯安定剤が出回っています。なかなか入れ歯が安定せずに、お困りの方々が多いことが窺われます。
加齢や骨の吸収によってあごの形が変化すると、入れ歯との間に段差が生まれ、うまく吸い着かなくなるのです。さらに一般的な保険の入れ歯では、使える素材や技術に制限があるため、フィット感に限界があります。
はずれない吸着入れ歯で生活の質が変わる!
吸着技術を用いた総入れ歯は、「密着性」・「安定性」・「快適性」を兼ね備えた高品質な義歯です。上顎でも下顎でも、強力にフィットすることで、話す・笑う・食べるといった日常動作がストレスなく行えるようになります。
とくに下あごは吸着が難しいのですが、当院では噛み合わせの設計と精密な型取り技術で、下あごでもしっかり吸着する入れ歯を提供。日常生活の質を格段に向上させます。
部分入れ歯の種類と吸着技術
吸着部分入れ歯のメリットとデメリット
吸着技術は総入れ歯だけでなく、部分入れ歯にも応用可能です。吸着部分入れ歯の最大の魅力は、失ってしまった歯の数が少ないことにも対応しつつ、高いフィット感を保てる点にあります。
メリット
- しっかりフィットしてズレにくい
- 噛み心地が自然
- 健康な歯への負担が少ない
- 食事中の違和感がほとんどない
デメリット
- 製作に高い精度が必要
- 保険適用外のケースが多い
- 型取りに時間がかかる
それでも、「快適さ」と「安定性」を重視したい方にとっては非常に価値のある選択肢です。
吸着部分入れ歯が向いている方は?
吸着部分入れ歯は、以下のような方におすすめです
- 数本の歯を失っているが、インプラントには抵抗がある
- 歯を削ることは避けたい
- 見た目も機能も妥協したくない
- 現在の入れ歯に不満がある
- しっかり噛める入れ歯を探している
当院では、事前のご相談と検査を徹底し、患者さんお一人おとりに合った最適な治療プランをご提案しています。
バネなしで自然な見た目を実現
従来の部分入れ歯には、金属のバネ(クラスプ)が必要不可欠でした。しかし、笑ったときや話したときにこの金属が目立つことで、「見た目が気になる」と感じる方も多かったはず。
その不満を解消するのが、ノンクラスプデンチャー(バネなし入れ歯)です。柔軟性のある特殊樹脂を使用することで、金属を使わずにしっかり固定可能。しかも、歯ぐきと同じような自然な色味なので、周囲からは入れ歯だと気づかれにくいという利点があります。
また、樹脂の素材自体が軽くて弾力性があるため、口腔内での違和感も少なく、装着感も良好。審美性と快適性を両立した、まさに次世代型の部分入れ歯です。
ノンクラスプデンチャーの一例
審美性・快適性に優れた理由
ノンクラスプデンチャーが人気の理由は、「見た目が自然」・「軽くて快適」という特長にあります。
とくに、以下のような方には最適です。
- 人前に立つ機会が多く、見た目に気を使う方
- 金属アレルギーがある方
- 食事や会話でズレることがストレスな方
さらに、吸着技術と組み合わせることで、バネなしでもしっかりと固定されるので、ズレ・落下の心配も不要。見た目的にも機能的にも、非常にバランスの取れた選択肢です。

右下奥歯がない

右下奥歯にノンクラスプデンチャー装着
入れ歯を作り直したいと思ったら
入れ歯の寿命とメンテナンス周期
「最近、入れ歯がしっくりこない」・「はずれやすくなった」・「違和感が増してきた」など。そんなときは、入れ歯の寿命やメンテナンス時期を迎えているサインかもしれません。実は入れ歯には、一般的に5~7年程度の寿命があります。口の中の環境は年々変化するため、同じ入れ歯を使い続けていると合わなくなってくるのです。
とくに注意が必要なのが、以下のような症状が出ている場合です。
- 現在のお口の状態の正確な把握
- 今の入れ歯にどんな問題があり、その原因は何か
- 患者さんのご希望やライフスタイルを反映した新しい入れ歯の設計
これらはすべて、入れ歯の劣化や摩耗、不適合が原因となっている可能性があります。定期的なチェックと調整、そして必要に応じた作り直しが、快適な入れ歯生活を続けるために大切なのです。
再製作のベストなタイミングと注意点
入れ歯を作り直すベストなタイミングは、「違和感やトラブルを感じたとき」と「前回の作製から5年以上経過したとき」です。多くの方が「まだ使えるから大丈夫」と思いがちですが、実際には口の中の変化に気づかないまま不調を引き起こしているケースが多くあります。
再製作において当院が重視しているのは、以下の3つのポイントです。
- 歯ぐきに痛みや腫れがある
- 食べ物がはさまりやすくなった
- 噛む力が弱くなったと感じる
- 口臭が気になるようになった
当院では、これまでの義歯に対する不満やご希望を丁寧にお聞きした上で、よりフィットしやすく、見た目にも自然な吸着入れ歯をご提案しています。
吸着入れ歯装着後によくあるトラブルと対策
よくある症状とその原因
どんなに優れた吸着入れ歯でも、装着後のケアを誤ればトラブルが起こることがあります。とくに多いのは以下のような症状です。
入れ歯がはずれる・浮き上がる
フィット感の低下や設計ミス、劣化が原因。
口内炎・痛みが出る
歯ぐきへの過度な圧迫、清掃不足による炎症。
発音しにくい
舌の動きを妨げる入れ歯の大きさや厚みの問題。
食べ物が挟まる
密着不足や入れ歯の縁の不具合。
吸着入れ歯は精密さが命です。少しのズレや変形が、すぐにトラブルに直結します。そこで日々のケアと、専門医による定期的なチェックが大切となってきます。
トラブルを防ぐために日々のケアで大切なこと
トラブルを未然に防ぐためには、以下の点に気をつけましょう!
毎日の丁寧な清掃
入れ歯専用のブラシを使って優しく磨きましょう。
乾燥させない保管
入れ歯を水に浸けて保管することで乾燥を防ぎます。
定期検診を欠かさない
3~6ヶ月に一度は歯科医院でチェックを。
異変を感じたらすぐ相談
痛みや違和感を我慢せず、早めに診てもらいましょう。
また、自分で入れ歯を削ったり、調整しようとしないことも非常に重要です。わずかな形状の変化が、吸着力を損なう原因になります。
当院では、万が一トラブルが起きても迅速に対応可能なアフターケア体制を整えています。安心して長く使っていただけるよう、継続的なサポートをご提供しています。
当院の吸着入れ歯専門治療の特徴
精密印象とカスタムメイドの技術
吸着入れ歯は、単なる「型取り」ではなく、粘膜の柔らかさと動きと顎の動き、そして噛み合わせまでを考慮した精密印象からスタートします。「型取り」の段階から、患者さんお一人おひとりの口腔環境に完全フィットする入れ歯を設計するのです。
当院では、以下のような技術を活用しています。
- 機能印象法:動く状態の周囲粘膜に合わせて型取りする技術
- シリコーン印象材の使用:高精度・高弾力性で正確な再現性を実現
- 顔貌・咬合診断:見た目と噛み合わせを同時に最適化
これらの技術を駆使することで、単なる「人工の歯」ではなく、「もう一度自分の歯を取り戻したような感覚」を目指します。
動く状態の周囲粘膜に合わせて、
噛み合わせまでを考慮して型取りします
噛み合わせと顎の動きを考慮した設計
吸着入れ歯が長持ちするかどうかは、「咬合(噛み合わせ)」の設計にかかっています。咬合がズレていると、特定の部位に負担がかかり、吸着性がすぐに失われてしまうからです。
当院では、咬合調整において以下のようなポイントを重視します。
- 顎関節の動きを再現した咬合器を使用
- 日常動作での噛みグセを考慮
- 顎の動きと筋肉のバランスまでを設計に反映
これらにより、「しっかり噛めて、長く使える」吸着入れ歯を実現。外れにくく、疲れにくい義歯として、多くの患者さんにご満足いただいています。
当院の吸着入れ歯治療の流れ
初診から完成までのステップ
吸着入れ歯は、精密な製作工程を経て完成する特別な入れ歯です。お一人おひとりに最適な吸着入れ歯を提供するために、段階的かつ丁寧な治療ステップを導入しています。
以下が主な治療の流れです。
1.初診相談
- お悩みやご希望を丁寧にヒアリング
- 今の入れ歯の問題点を把握
- 口腔内の現状確認と診断
2.精密検査・型取り
- 顎の動き、骨の状態、周囲粘膜と舌、噛み合わせの位置関係をチェック
- 高精度な印象材を使って型取り
3.仮合わせ・試適
- 装着感や見た目の調整
- 噛み合わせの位置の調整
4.完成・装着
- 完成した吸着入れ歯を丁寧に装着
- 装着後の最終調整とアフターケアのご案内
5.メンテナンス・定期検診
- 年に2~3回の検診・調整を推奨
- 今後長く使えるようにメインテナンスとサポート
このように、ただ作って入れるだけではなく、「長く使い続けられる入れ歯」を目指すのが広瀬通り歯科クリニックの方針です。患者さんの生活に自然に溶け込む入れ歯こそ、真の意味での“快適な入れ歯”だと考えています。
治療期間と費用の目安
吸着入れ歯の治療には、一般的に約1~2ヶ月の期間が必要です(治療内容により異なります)。この間、複数回の来院が必要ですが、そのぶん完成後の満足度は非常に高いものとなるでしよう。
費用については以下が目安となります(片顎あたり)
入れ歯の種類 | 目安費用(税込) |
---|---|
吸着型部分入れ歯 | ¥270,000~¥715,000 |
吸着型総入れ歯 | ¥610,000~¥770,000 |
ノンクラスプデンチャー | ¥270,000~¥660,000 |
※上記は目安となります。使用する材料・歯科技工内容・患者さんの口腔内状態によって変動することをご了承ください。
さらに、当院では月々5,000円~の分割払いにも対応しています。デンタルローンやクレジットカード払いにも対応しており、無理なく快適な入れ歯生活を目指すことが可能です。
保険適用外の自由診療となりますが、その価値に見合う快適性と耐久性を提供いたします。
医療費控除についてのご案内
入れ歯治療の費用は、医療費控除の対象となります。吸着入れ歯治療を含む1年間に支払ったすべての医療費が一定額を超える場合、所得税の一部が戻ってくる制度です。
当院では、必要な書類(領収書や診断書など)の発行に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。豊かな生活を送るための入れ歯治療を、より多くの方に受けていただけるよう、経済的な面でもしっかりとサポートいたします。
吸着入れ歯治療のビフォーアフター症例紹介
実際の症例を紹介
多くの患者さんが吸着入れ歯に切り替えたことで、「人生が変わった」と実感されています。ここでは、実際の症例写真をお見せします。
吸着入れ歯は、単に「失った歯を補う装置」ではなく、全体的な健康と見た目の若返りにもつながる人工臓器であり、医療技術となります。
- 顔の印象が若々しくなる
- 口元のシワやたるみが軽減
- 噛み合わせの安定により姿勢も改善
症例1:30代女性/右下の乳歯がグラつく・インプラントか入れ歯か迷っている
初診時
抜歯後
義歯装着後
治療概要 | 保存不可の下顎右側乳臼歯の抜歯後、1歯欠損の部分床義歯を装着した |
---|---|
入れ歯の種類 | 金属バネなしの部分入れ歯 |
治療期間 | 3ヶ月 |
治療回数 | 3回 |
リスクと副作用 | 片側処理の部分床義歯であることから、義歯の回転による支台歯への負担が大きい |
費用 | 金属バネなしのレジン床部分入れ歯:27.5万円 |
症例2:60代女性/前歯でしか食べれない・おいしく食事がしたい
初診時
抜歯後
新義歯
新義歯装着後
治療概要 | 保存不可の上下顎前歯・小臼歯の抜歯後、抜歯即時治療用義歯装着を経て、上下顎無歯顎に対する全部床義歯を装着した |
---|---|
入れ歯の種類 | 上下あご総入れ歯 |
治療期間 | 8ヶ月 |
治療回数 | 14回 |
リスクと副作用 | 抜歯適応の残存歯で長期間食事をしていたことから、下顎位の偏位とそれに伴う床下粘膜の痛みと義歯の離脱が生じやすい |
費用 | 上顎チタン金属床総入れ歯:71.5万円 下顎EK DentureBase床総入れ歯:71.5万円 |
70代女性/入れ歯が合わない・きれいな口元になりたい
初診時および旧義歯
歯があった頃 顔貌
新義歯装着後
あごを動かしてもはずれない新義歯
治療概要 | 下顎位の安定と上下顎床下粘膜の改善のための治療用義歯装着を経て、上下顎無歯顎に対する全部床義歯を装着した |
---|---|
入れ歯の種類 | 上下あご総入れ歯 |
治療期間 | 6ヶ月 |
治療回数 | 12回 |
リスクと副作用 | 抜歯適応の残存歯で長期間食事をしていたことから、下顎位の偏位とそれに伴う床下粘膜の痛みと義歯の離脱が生じやすい |
費用 | 上下顎BPS金属床・デンチャーカラーリング総入れ歯:88x2万円 |
他の治療法との比較/インプラント・通常の入れ歯との違い
費用・耐久性・メンテナンス性の違い
入れ歯を検討する際、インプラントや保険適用の義歯との違いが気になる方も多いでしょう。以下の表で比較してみます。
項目 | 吸着入れ歯 | 通常の入れ歯 | インプラント |
---|---|---|---|
安定性 | 非常に高い | 低い~中程度 | 非常に高い |
審美性 | 高い | やや低い | 高い |
治療期間 | 1~2ヶ月程度 | 数週間程度 | 4~8ヶ月以上 |
装着後のメンテナンス | 良好(定期調整) | ズレやすく修理多い | メンテナンスが必須 |
外科的処置の有無 | 無し | 無し | 外科手術あり |
費用 | 中価格帯 | 低価格(保険適用) | 高価格帯 |
吸着入れ歯は、外科処置を避けたい方や、できるだけ自然な見た目・使い心地を求める方に最適です。インプラントに不安を感じている方にも安心してお選びいただけます。
それぞれの適応と選び方
- 吸着入れ歯:非外科的、審美性重視、入れ歯の装着がストレスな方
- 通常義歯:コストを重視、短期間での対応を希望する方
- インプラント:装置の取り外しがストレスで、外科処置を受け入れる方
入れ歯選びは、ご自身のライフスタイルや健康状態、ご予算などに応じたバランスが大切です。当院では、さまざまな選択肢について丁寧にご説明し、納得して選んでいただけるようサポートいたします。無料相談をぜひご利用ください。
よくある質問
吸着入れ歯は他の入れ歯と何が違うの?
入れ歯の内面がお口の粘膜と陰圧になることで義歯がピタッと吸着し、はずれにくくするという入れ歯です。まさに“吸い付く”ようなフィット感。装着時の安定感や会話・食事中の安心感が段違いです。
吸着入れ歯はどれくらい持ちますか?
一般的には5~7年程度ですが、定期的なメンテナンスや使用状況によっては10年近く使用できるケースもあります。口腔内の状態が変化した際には、早めの調整を行なうことが長持ちの秘訣です。定期検査にはぜひともご協力ください。
遠方からの通院でも対応できますか?
はい。当院では遠方からお越しの患者さんにも対応できるよう、短期集中型の治療スケジュールもご用意しております。事前にご相談いただければ、できる限り少ない通院回数での治療も可能です。
痛みや違和感はありませんか?
義歯装着後に全く痛みや違和感を感じないとは断言できません。相手が柔らかい粘膜であるため、使用していくうちに痛みが出てくることはあり得ます。しかし,そのための調整を重ねることでほとんどの方が快適に使用できるようになります。痛みがある場合には、迅速に対応いたしますのでご安心ください。
吸着入れ歯でも食べにくいものはありますか?
基本的に、吸着入れ歯は非常に安定しているため、おせんべいやお肉などの硬いものも問題なく噛める方が多いです。ただし、初めは無理せず少しずつ慣らしていくことをおすすめします。患者さんのご希望を伺って、硬いものを食べたいなどの場合は、クッション効果のある材料(粘弾性復元樹脂; EK DentureBase)の使用も考慮します。
金属アレルギーがあるけど使えますか?
部分入れ歯であれば、チタンを用いた金属床もしくはある程度の動きを許容できるノンクラスプタイプをお薦めします。総入れ歯であれば、レジン床もしくはチタンを用いた金属床であれば、金属アレルギーの方でも安心です。当院では金属アレルギー検査も実施しておりますので、心配な方はご相談ください。
通院は何回くらい必要ですか?
お口の状況によって異なりますが、調整も含めて平均で5~7回程度です。
どんな人に向いていますか?
入れ歯の安定性や見た目、快適性を求める方に最適です。
入れ歯を作る前に相談だけでも可能ですか?
もちろん可能です。お気軽に無料相談をご利用ください。
まとめ
快適な生活は吸着入れ歯から
「入れ歯は外れやすくて当たり前」と思っていませんか?その常識を変えてくれるのが、吸着入れ歯です。ズレない、見た目が自然、痛くない。まるで自分の歯のように使える吸着入れ歯は、毎日の食事や会話を心から楽しめる新しい選択肢です。
今お使いの入れ歯に不満がある方、これから入れ歯を検討されている方、当院の吸着入れ歯治療を体験してみませんか?無料相談をぜひご利用ください。