若い人でも入れ歯が必要になる?使用するメリットと注意点も
こんにちは。仙台市青葉区にある歯医者「広瀬通り歯科クリニック」です。

入れ歯と聞くと、多くの人が高齢者を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際には、20代や30代といった若い世代でも入れ歯を使用するケースがあります。歯の喪失は年齢に関係なく起こり得るものであり、先天的な欠如、病気、事故などがその要因となります。
見た目の印象や食事、発音など、歯が持つ役割は多岐にわたるため、早期に機能を補うことが大切です。
今回は、入れ歯の基礎知識をはじめ、若い人が入れ歯を選択する理由やメリット、注意点などを幅広く解説します。
目次
入れ歯とは

入れ歯とは、何らかの理由で歯を失ったときに、その機能や見た目を補うために口の中に装着する人工の歯です。失った歯の本数や位置に応じて、部分的に補う部分入れ歯と、すべての歯を補う総入れ歯に分けられます。
入れ歯の素材には、レジンという樹脂や金属がよく使われており、最近では見た目に優れた柔らかい素材の入れ歯も登場しています。これにより、目立ちにくく、装着感の良い入れ歯を選べるようになってきました。
また、ブリッジやインプラントと比べて体への負担が少なく、短期間で使用できる点も大きな特長です。年齢を問わず、歯を失った場合の有効な治療方法のひとつとして、入れ歯は広く用いられています。
若い人でも入れ歯が必要になる?

入れ歯は年配の人だけに必要なものと思われがちですが、若い世代でも入れ歯を使うことがあります。ここでは、どのような理由で若い人が入れ歯を必要とすることになるのかを具体的に見ていきましょう。
先天的な理由
生まれつき永久歯の一部が存在しない先天性欠如歯や、歯の形や質に異常がある形成不全などの先天的な要因によって、歯の機能を補う処置が求められる場合があります。
これらの症状は成長の過程で明らかになることが多く、歯が揃わないことによる噛みづらさや発音のしにくさ、見た目への影響が現れやすくなります。
入れ歯を使用することで、咀嚼や会話のしやすさを保ちつつ、自然な見た目を整えることができ、日常生活を快適に過ごしやすくなります。
重度の虫歯や歯周病による歯の喪失
虫歯や歯周病が進行すると、歯の根までダメージが広がり、歯を残すことが難しくなることがあります。若い人でも、甘い物をよく食べる、歯みがきが不十分といった生活習慣の影響で、口の中の環境が悪化する場合があります。
早期の治療が行われなかった場合には、歯を抜かなければならなくなり、入れ歯で補うことが必要となることもあります。歯を失った部分を放置せず、入れ歯で機能を回復することは、ほかの歯や顎への負担を防ぐためにも大切です。
事故や外傷による歯の喪失
日常生活やスポーツ中の転倒、交通事故などによって、突然歯を失うことがあります。特に前歯など目立つ部分に影響が出ると、見た目に大きな変化が生じ、精神的なストレスを感じやすくなります。
こうした場合、入れ歯は短期間で見た目と噛む力を取り戻せる治療法のひとつとして有効です。また、インプラントが適応とならない状況でも、入れ歯であれば対応できることが多いため、幅広い年代にとって選択肢になり得ます。
若い人が入れ歯を使用するメリット

入れ歯には見た目の改善だけでなく、機能面でも多くの利点があります。若い人が入れ歯を使うことで得られる具体的なメリットを、それぞれ見ていきましょう。
自然な見た目を保てる
現代の入れ歯は、見た目がとても自然に仕上がるよう工夫されています。人工の歯や歯ぐき部分の色・形が本物の歯に近づいており、口元に違和感を感じさせない設計が可能です。
特に人前に出る機会が多い若い人にとって、見た目の印象を損なわずに笑顔を保てることは大きな安心につながります。
口の中のバランスが整う
歯が抜けたままの状態では、噛み合わせが崩れたり、隣の歯が動いたりすることがあります。そのまま放置すると、口の中全体のバランスが乱れ、噛みにくさや顎の負担が増える原因になります。
入れ歯を使って歯の位置や噛み合わせを補うことで、口の中の機能を健全に保つことができます。
発音が改善する
歯がない状態では、特定の音が出しにくくなり、会話が聞き取りにくくなることがあります。特にサ行やタ行などの発音が不明瞭になりやすく、コミュニケーションに支障が出ることもあります。
入れ歯を装着することで舌や口の動きが安定し、はっきりとした発音をしやすくなるため、会話のストレスが軽減されます。
噛む力を回復させることができる
歯を失った部分では十分に噛むことができず、食事の際に不便を感じることがあります。入れ歯を使えば、噛む力をある程度取り戻すことができ、硬いものや繊維の多い食材も無理なく食べられるようになります。
しっかり噛むことは胃腸の負担を減らし、栄養の吸収を助けるという点でも重要です。
顎や顔の骨や筋肉の変化を防げる
歯を失った状態が続くと、噛む力がその部分に伝わらなくなり、顎の骨が少しずつ痩せていくことがあります。また、口周りの筋肉が衰えることで、顔の輪郭が変わり、実年齢よりも老けた印象を与えることもあります。
入れ歯を使うことで、噛む力がしっかりと顎に伝わり、骨や筋肉に適度な刺激が加わります。その結果、顔の形や表情を自然に保ちやすくなり、見た目の若々しさを維持しやすくなるのです。
治療期間が短い
インプラントなどの治療と比べると、入れ歯は治療期間が短く、身体への負担も少なく済みます。型取りから装着までの期間が短いため、学校や仕事を休まずに治療を進めやすい点が大きなメリットです。
外科的な手術も不要なため、通院の負担や痛みへの不安が少なく、安心して治療に臨むことができます。
若い人が入れ歯を使用する場合の注意点

入れ歯には多くのメリットがありますが、快適に使い続けるためにはいくつかの注意点もあります。ここでは、若い人が入れ歯を使う際に気をつけたいポイントを詳しく見ていきましょう。
定期的なメンテナンスが必要
入れ歯は長く使ううちに、口の中の変化や摩耗によって合わなくなることがあります。そのため、定期的に歯科医院でのチェックや調整を受けることが大切です。
若い人は顎の動きが活発で、変化も出やすいため、メンテナンスを怠ると噛みにくさや不快感が増すことがあります。快適な状態を保つには、定期的な通院が欠かせません。
違和感や痛みが出る可能性がある
入れ歯を装着した直後は、口の中に異物感を覚えたり、歯ぐきに軽い痛みを感じたりすることがあります。これは、入れ歯に口腔内の粘膜が慣れるまでに時間がかかるためです。
通常は徐々に慣れていきますが、痛みが強くなったり、傷ができたりした場合には、早めに歯科医に相談することが重要です。
噛み合わせの調整が必要
入れ歯を快適に使うためには、上下の歯の噛み合わせがきちんと合っていることが重要です。噛み合わせがずれていると、顎の筋肉に負担がかかったり、ほかの歯に余計な力がかかったりすることがあります。
専門的な調整を受けながら、自分に合った噛み合わせを保つことが、快適な入れ歯生活を続けるためのポイントです。
食事内容に工夫が必要
入れ歯に慣れるまでは、食事の際に硬いものや粘り気のある食べ物が食べにくく感じることがあります。
食材はなるべく小さく切って口に入れ、ゆっくりとよく噛むことを意識すると、無理なく食事ができます。また、食べ物の温度や質感にも注意しながら、口の中での動きに合わせた工夫を行うと、より快適に食事を楽しめます。
入れ歯の清掃を怠らない
入れ歯には食べかすや細菌が付着しやすいため、毎日の清掃が非常に重要です。入れ歯を清潔に保たないと、口臭や口内炎、さらには歯ぐきの病気につながることがあります。
取り外したら専用のブラシでやさしく洗い、定期的に洗浄剤を使うことで、清潔な状態を維持できます。健康な口の環境を保つためにも、丁寧なケアを日課にすることが大切です。
まとめ

入れ歯は年齢に関係なく、歯を失った方にとって有効な選択肢の一つです。若い世代でも、先天的な歯の欠如や虫歯、事故などが原因で入れ歯を使うケースがあります。
現在では、見た目や装着感に配慮された入れ歯も増えており、日常生活への支障を最小限に抑えることが可能です。見た目や発音、噛む力を補えるだけでなく、顎や顔のバランスを保つという点でも大きな役割を果たします。
ただし、正しく使うためには定期的なメンテナンスや清掃が欠かせません。自分の口の状態に合ったケアを続けながら、無理のないかたちで入れ歯と付き合っていくことが大切です。
入れ歯を検討されている方は、仙台市青葉区にある歯医者「広瀬通り歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、患者さんが生涯にわたってお口の健康を維持できるようサポートすることを目指して治療を行っています。虫歯・歯周病治療や矯正治療をはじめ、入れ歯治療やインプラント治療にも力を入れています。

