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コラム

歯周病はどうやって治すの? その1

歯周病

こんにちは,仙台市青葉区にある歯医者「広瀬通り歯科クリニック」です。

今回は歯科衛生士の千葉由利子が歯周病治療のうち,とくに歯周基本治療と呼ばれるものについてお説明させていただきます.

歯周基本治療とは?

歯周病治療の第一歩は,歯周基本治療に始まります.この歯周基本治療のなかで私たち歯科衛生士が担当するのは,適切な歯ブラシ「SRP」と呼ばれる歯の周りの「歯石」と「感染性肉芽組織」の除去です.

SRPとは?

先日,歯科衛生士の皆さんを対象に「SRPはどこまですればよいの?」というタイトルで講演とハンズオンセミナーを行いました.

「SRP」とは,「Scaling(スケーリング,歯石除去),Root Planing(ルートプレーニング,歯根面平滑化)」の略称で,歯周病治療において最も重要な「歯周基本治療」の一翼を担う治療手技です.

歯周病の主な原因である歯周病原細菌と唾液とが混ざって硬くなった構造物である「歯石」が,歯の周囲や歯肉の下の「歯根面」にまで付着してしまった結果,歯肉の炎症と歯を支える骨(歯槽骨)の吸収を引き起こして,歯周病が進行します.

そこで,この歯石を除去することが歯周基本治療の中で最も重要で,私たち歯科衛生士が行う治療手技となっています.

「SRP」は,超音波器具のみならず専用の手用器具を用いて,歯石の位置・大きさ・形状を手指で確認しながら行う繊細な術式が必要で,多くの歯科医師・歯科衛生士が反復トレーニングしています.

歯周基本治療の効果

ご自身で行なってもらう歯ブラシが,見える範囲の歯石とデンタルプラーク,とくに「バイオフィルム」と呼ばれる歯周病原細菌の塊の歯への沈着を防ぎます.この歯ブラシのレッスンと並行して,歯科医師・歯科衛生士が行う「SRP」により,歯周病の局所的原因である「歯石」や「感染性肉芽組織」を除去して,歯周病の改善へとつながります.

歯周病治療前

歯周病治療後

多くの歯周病患者さんは,ご自身の歯ブラシ方法の改善と私たち術者側が適切なSRPを行うことによって改善に向かいます.

広瀬通り歯科クリニックでは,最新・最善の器材と術式を用いて歯周病治療を行い,歯の保存に努めております.「歯ぐきが腫れてきた」,「噛むと痛む」などの症状が気になる方は,お気軽にご相談ください.

 

遠藤 義樹 院長

■この記事の監修者

遠藤 義樹 院長

経歴
  • 1961年1月 東京都生まれ
  • 1986年3月 岩手医科大学歯学部卒業
  • 1991年3月 岩手医科大学大学院歯学研究科修了 学位取得(歯学博士)
  • 1991年4月 岩手医科大学歯学部歯科補綴学第一講座 助手
  • 1995年9月 公益社団法人日本補綴歯科学会 専門医取得
  • 2000年2月 岩手医科大学歯学部歯科補綴学第一講座 講師
  • 2003年4月 公益社団法人日本補綴歯科学会 指導医取得
  • 2004年4月 岩手医科大学歯学部 非常勤講師
  • 2005年5月 岩手県盛岡市 よしき歯科クリニック 院長
  • 2012年4月 岩手医科大学歯学部 臨床教授
  • 2016年4月 日本有床義歯学会 専門医・指導医取得
  • 2020年4月 宮城県仙台市 (医)ハイライフ東北 仙台青葉通り歯科医院 院長
  • 2023年5月 宮城県仙台市 広瀬通り歯科クリニック 院長
  • 2024年4月 一般社団法人日本歯科専門医機構 補綴歯科専門医取得
所属学会・資格・役職
  • 岩手医科大学歯学部 臨床教授
  • 日本歯科専門医機構 補綴歯科専門医
  • 日本補綴歯科学会 専門医・指導医
  • 日本有床義歯学会 専門医・指導医,常任理事
  • 日本歯周病学会
  • APS(American Prosthodontic Society) active member

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